割と面倒でもあり、それなりに楽しくもあったのが遺品の整理です。アルバムなどは想い出に浸りつつ、ということになりますからこれはかなり楽しいことでもあります。悲しみ、というよりはそうした思いのほうが強かったです。遺品の片付けといっても殆どのものを捨てる、ということになりますから、その手配のほうが手間であったとすらいえるくらいです。何しろ、どうしても粗大ゴミなどは捨てるのに時間がかかるからです。もう面倒くさくなって業者に粗大ゴミはお願いしました。さすがに持って帰ることができないものばかりでしたから捨てる、ということにしました。金銭的に価値があるものであれば、ということがいくつかあったのですがどうしても売れないものばかりでした。遺品ですから大事にしたいということもあるのですが、一々、残していたらもう厳しいということもあり、そのまま捨てるものが大半でしたし、そのまま捨てられないものを業者に引き取ってもらったのです。