粗大ごみ・思い出のソファを処分

結婚当時、3人掛けのソファを購入しました。布貼りで座面が広くゆったりしていて気に入っていました。それからすぐに子供ができて、そのソファで授乳したり、オムツを替えたり、もう少し大きくなるとその上で子供がどんどん跳ねたり、時には車、時には船に見立てられて遊び、夜はテレビを見ながら眠ってしまう夫のベットの役割もしていました。
たくさん使って、スプリングもへたってきていたある日、友人がソファを手放すのでいらないかという話が来ました。そのソファは何年が使ったけれど友人宅には大きすぎて、もう少しコンパクトなタイプに買い替えるとのことでした。そちらのソファは我が家のソファより大きく革張りで、値段も何倍も高いものでした。うちのソファはずいぶんくたびれていたので、ありがたく譲ってもらうことにしました。我が家にはソファを2つも置けないので、当然うちにあったものを処分します。市のリサイクルセンターに電話して指定の日時に引き取りに来てもらうことになりました。そしてトラックに運ばれさよならか、と思っていたら、やってきたのがゴミ収集車。「こちらですね」と運んでその場でバキバキっと粉々にされて車体に消えていきました。唖然。そして思わず目がうるんでしましました。家族の団欒の中心にはいつもソファがあって、思い出がたくさんあります。一瞬で壊れていったので胸が痛みました。子供に見られなくてよかったです。。

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