亡くなった父が植えた玄関前や生け垣にある樹木を好きな様に成長させてしまい、隣接する道路や駐車場を圧迫する様になったのはおよそ10年前の事。しばらくは我慢していたのですが、想像以上に樹木の生長は早く、やがて見るに見られない状況となってしまいました。
近隣の住民や歩行者からの文句が出ないうちに何とか処理しようと思い、鋸と鋏を持ち出し切り始めたのですが、意外に大変だったのはそれらを切除する行程よりもその後処理でした。
思い立ったのがまだ緑の葉が茂る秋口の事、台風シーズンが始まる前に何とか…という思いで始めたばかりに、落葉していない樹木を相手にせざるを得ず、切り終わり足元に溜まった木や枝のゴミが大変大きな嵩となってしまったのです。
始めのうちは1人でも余裕で処分出来るだろう、と高をくくっていたのですが到底無理な量となってしまい、結局他に残っていた遺品や不用品と併せ回収業者に依頼する羽目となってしまいました。
想定外の出費とはなってしまいましたが、まあ自宅周囲がスッキリした代償とならば仕方無かったのかも知れません。