遺品の中にある思い出あふれるぬいぐるみの行方

遺品整理の際に大変だったのは、大量に出てきたぬいぐるみの扱いです。

実際燃えるゴミとして処分の方法は簡単なのですが、一つ一つしっかりと愛らしい顔もあり、思い出も詰まっているものなので、邪魔になったからという理由だけで簡単に捨てられるものではありませんでした。

しかし、フリーマーケットに出すには汚れてしまっておりお金を取って売るようなものでもなくしばらく置いたままになってしまいました。

そこでまずはフリーマーケットや施設への寄付なども検討しました。

しかしフリーマーケットは時間も手間もかかり、忙しいときにはつい後回しになってしまいます。

そのため保管状態のいいものはできるだけきれいにし、近くの児童施設へ遺品整理で出た人形を寄付しました。思い出がたくさんつまったものなので、、少しでもまだぬいぐるみとして遊んでもらえたらと思い子供がたくさんいるところで遊んでもらえればぬいぐるみも幸せなのではないかと思いました。

しかし、もうシミもついてしまったり破損してしまっているものは、人形供養に出すことにしました。

燃やされるのは見たくなかったので最終的には神社に持っていき燃やすところは見られなかったのですがしっかりと飾ってもらっているところまで見届けました。

思い出の詰まったものの扱いに悩む人は多いと思います。私も片づけながら一つ一つ思い出がよみがえりなんとも言えない気持ちになりました。

しかし、家にいても置いてあるだけになってしまうと思うので、もし必要としている人がいればその人のところへ、もし気になるようであれば供養してもらい少しずつでも片づけていく必要もあるのかなと思います。

無理はしなくても自分の満足いく方法で片づけていくといいと思います。